2012-01-01から1年間の記事一覧

先日の記事の補足、韓国の50代に関して

先日、このブログに書いたことと、重なる部分が多い記事が今日の朝鮮日報にも出ていた。大統領選:投票率89.9%、何が50代を動かしたのか http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/27/2012122701511.html 第1回:50代が投票しなければならな…

韓国大統領選① どうして文在寅候補は負けたのか?

韓国の大統領選の最終日、仕事やら私事やらで釜山にいた。今回の選挙で釜山は最大の激戦地と言われ、与野党の候補者ともに最終日にはここを訪れることになっていた。偶然ではあったのだけど、釜山駅で両者の最終遊説に立ち会うことができ、比べて「これは文…

国際数学ランキングの記事を見ていたら、いきなりロケットが飛んだ。

朝は飛ばないと言っていたロケットが飛んだ。 韓国政府・報道機関、あわてることしきり。国防部のしどろもどろは、これまでの北関係の情報戦乗り遅れの時と同じ。MBCやSBSはそれでも速報を流したけど、ほとんどがNHKの引用。KBSはそれにも遅れた…

韓国の大統領選挙のテレビ広告を見て、こりゃだめだと思った件

これ見て、文在寅(ムン・ジェイン)に入れたいと思う人いるのだろうか? と思った。先月末に出た第一弾目のテレビ広告。きちんと掃除された大きな家で、奥さんにお茶入れてもらって、自分は靴下脱いで足投げ出して本読んで。その脇で健気にアイロンがけをす…

6万人のベトナム人妻

ところで、釜山の話題でもうひとつ。昨日の朝鮮日報、日本語版にも翻訳掲載されていた記事だ。ベトナムからの帰化妻、子ども2人と飛び降り自殺 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/24/2012112400642.html?ent_rank_news 23日午前11時20…

未来都市釜山、でも人は変わらない?

月に一度ずつ釜山に行っている。 いろいろ気になったこともあるので、ちょっとメモしておこうと思う。釜山に初めて行ったのは20年ほど前、長く滞在したのは1996年の冬、フジテレビの「メトロポリタンジャーニー」という旅行番組のロケだった。 番組のコンセ…

進化する韓国料理

フュージョン、エコ、グローバル化――この10年保守的だと言われてきた韓国人の食生活だが、最近になって大きく変化した。外国料理のレストランが増えただけでなく、韓国料理そのものも「進化」した。きっかけとなったのは1997末の経済危機。今回はこの10年余…

朴槿恵(パク・クネ)は意外に大変かも

中国の少し落ち着いたので、やっと猫のことが書けそう。まとまった分析もいろいろ出てきていて、モヤモヤが少しずつ晴れて行くような。「現下の中国の反日暴動と尖閣問題についてメモ」(極東ブログ) http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2012/…

中国のことが気になって猫の話が書けない

ソウルの路地猫の話を書こうと思ったのだけど、中国でのデモのせいで、どうにも落ち着かない。前にも書いたよう韓国はかつてないほど「平穏」で、隣国二国が荒れれば荒れるほど、「冷静でいよう」という自意識が芽生えるのかもしれない。「僕たちは経済活動…

自殺大国になってしまった韓国

9月10日は国際自殺防止デーということで、韓国でも日本でもマスコミは自殺に関する報道をしていた。とくに韓国は自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)が33.5と世界で1位。2位はリトアニア、3位はカザフスタン、4位はベラルーシ、そして第5位がわが日本23.8…

竹島と韓国芸能界のジレンマ

竹島問題など一連の騒ぎ。「在韓日本人は大丈夫ですか?」とよく聞かれるが、過去に比べれば静かなもの。例えばヨン様が問い詰められた2005年には、日本大使館前で連日のデモ、街は騒然としていた。今回は逆に日韓関係を憂う声も。「韓流ブームはどうなるか…

日韓逆転

楽しかった夏休みが終わった。 家族や親戚や友達中心に動いていた日々が終わり、さて仕事モードに切り替え。それにしても、今年はいつになく日本からのお客さんが多かった。夏休みということで、みんな子供連れ。小中学生にとってソウルの街はなかなか刺激的…

KBSドラマ『赤道の男』のこと

これは化けるかも…と思っていたKBSドラマ「赤道の男」が、ついに視聴率競争でトップになり、同時間帯のSBS「屋根部屋の皇太子」、MBC「The King 2Hearts」に水をあけはじめた。「三つ巴のドラマ戦争」と言われたこの三作。当初は朝鮮…

韓国の総選挙に関して、ちょっと思ったこと

多くが予想をはずした。 昨日の韓国の総選挙の結果だ。300議席(小選挙区246、比例54)のうち与党セヌリ党が過半数の152議席を獲得、一方、野党民主統合党は首都圏を中心に議席を伸ばしたものの、統合進歩党との選挙協力を組んで目指した与野党逆…

映画『マイウェイ』、カン・チェギュ監督、配役を反対にしたらよかったかもね。

カン・チェギュ監督の新作映画『マイウェイ』(カン・チェギュ監督)が、韓国ではまったく不振だったことに関して、東京新聞のコラム(アジア通信)に書いたことへの補足。先ごろ、日本でも公開された映画『マイウェイ』は、1928年から1944年という第2次世界…