2014-01-01から1年間の記事一覧

日本社会の分断を読んで韓国社会の分断を考えた

経済学は苦手だが、興味はとてもある。社会の基本なわけだし、学生時代に読んだマルクスの本などは読み物として面白かった。もっとも最近は周囲の「大人たちの会話」である景気や株の話題、私自身が深刻に関係する外国為替の変動という細部ばかりが毛穴をつ…

20141111 九龍マウル

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韓国でする1人グルメ その20「中国苑」

ない、ない、なーい、どこ探してもない。メガネじゃない、リモコンじゃない。ないのは、いつも行っていたあの店。韓国で暮らす我々やリピーターの皆さんにとって、もっともショックなことの一つは大好きな店が姿を消すことだ。それは時になんの前触れもなく…

韓国でまたもやSATの不正があった件

韓国でまたSATの不正があったようだ。 「韓国会場の分だけ、点数が発表されない。内部調査中だって。無効になったらどうしよう」 米国の大学を受験予定の子供をもつ、韓国在住外国人の親たちの間でも、大騒ぎになっている。ネットをざっと検索してみたところ…

ソテジのビデオを見たりした…

フェイスブックの誕生日メッセージに、同級生からこんなメッセージをもらった。 「以前は、年とるの嫌だったけど、今は、誕生日を迎えるたびに、 やっとここ迄、生きてきたんだなあと感じます。特に最近、災害が多いから、生きていることは、当たり前の事で…

死をもって放たれよ 韓国人の看取り

今月号の月刊文藝春秋に、友人の菅野朋子さんが「『儒教の国』の孤独な老人たち」という記事を書いている。 http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/1133タイトルの「儒教の国」はカッコ付けになっているので、おそらくここが問題提起の一つなのだろう、敬老や…

「韓国が心配な韓国人」(日本が心配な私)

朝鮮日報のコラム「韓国が心配な韓国人」を読んだ。http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/%12/2014101200195.html 米国の世論調査会社ビュー研究センターが世界44カ国を対象に行った満足度調査の結果について、韓国国民は満足が28%、…

釜山国際映画祭2014

今年もまた釜山国映画祭に行ってきた。1996年の第1回目から今年で19回目、毎年かかさず出かけてる。初期は仕事だったが、最近はプライベートも多い、ふらっと出かけて適当に映画を見てくる。予約システムは完備されつつあるけど、出品作すべてのプロフィール…

東大門デザインプラザ

夢見て・作って・楽しむ 東大門デザインプラザ 2014年3月、着工から4年余りの歳月を経て、ついにオープンした東大門デザインプラザ。Dongdaemun Design Plaza の頭文字をとったDDPという呼称は、Dream(夢)、Design(創造)、Play(実践)という意味でもあ…

新しいアートの中心地

国立現代美術館ソウル館 2013年11月、計画から4年の歳月を経て景福宮の西側に新しくオープンした国立現代美術館ソウル館(MMCA)。展示室はもちろん、資料館、プロジェクト ギャラリー、映画館、多目的ホールなど複合的な施設が集まり、多彩な芸術ジャンルの…

事故10日目のメモ

事故からまる10日が過ぎだ。変わらぬ数字は174。初日にカウントされた救出者の数字は微動だにしない。懸命の救出活動は続けられているが、残念ながら成果を出せていない。 「これがもっと初期の段階で行われていれば」 誰もが悔しがるほどの懸命な救出活動を…

珍島沖の旅客船沈没事故、韓国社会の闇

韓国珍島沖の旅客船沈没事故から6日間が経過。韓国の主要放送局は連日特別枠で、事故関係の報道を続けている。現場の作業の進行は非常に遅く、いい話がほとんどないため、番組の多くは「バッシング」と「美談」などが重複して流されているだけだ。行方不明者…

韓国でする「孤独のグルメ」11

今年はかつてない暖冬のまま、気がついたら冬が終わりつつある。スキーは2回ほど行ったけど、それ以外はあんまり冬が楽しめていないような気がする。 冬季オリンピックは、周囲ではあんまり話題にならなかった。4年後は韓国で開催なのだから、もうちょっと前…

韓国でする「孤独のグルメ」⑩

韓国でする独りグルメ その10 川魚のメウンタンと五分付玄米定食 ソウルに雪が積もり、本格的な冬が到来したころ、ふとミンムルメウンタンが食べたくなった。ミンムルとは淡水のこと。つまり川魚のメウンタンだ、ソウルでメウンタンといえば、刺身の後に出て…