放射線アドバイザー山下俊一氏

「100ミリ以下は安全と言った」とバッシングされている先生。
講演と質疑応答すべてを聴いてみたところ、ちょっとイメージが違っていた。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1037

この人、被爆2世としてのアイデンティティをかけている。
広島・長崎だってそうやって生きてきた。
どこにも逃げるところなんかなかった。

逃げなさい、不安ならば。
100%の安全などないのだから。
でも逃げられない人がいるから、そのなかで少しでも前向きに暮らせるように、私は話しているのです。


この人の中では原爆投下後の広島・長崎と今の福島はすでに同等
福島の状況をここまでリアルに話す人は、反原発派にもむしろ少なかったようだ。

それにしても反対派の質問の質が悪すぎる。
「あなたのお孫さんを連れてきて、砂場で遊ばせられるか?」
「それをしたら、私の話を信じてもらえるなら、いつでもします」
枝野さん家族のシンガポール逃亡説もそうだけど、どうしてこういう発想になるのだろうか。

「たとえば」にしろ、子供をモルモットにするような質問をする反対派、これでは共感が得られないと思う。