Your house is really small

娘の誕生会をした。ちびっ子客12名。楽しかったのだけど、客人A(6歳)から、開口一番。

Your house is really small!
「◯◯ちゃんのおうちって本当に小さいのね」

このAちゃん、メキシコ人なのだけど、3ヶ月前に韓国に来たばかり。その前にドバイに住んでいたというからね、東アジアの住宅事情については、なんにも知らないでしょう。

そうよ、これが有名なラビットハウスよ。あなたもうさぎちゃん好きでしょう?

というよりも、普通に階層社会の上のほうで暮らしている人々だから、自分以外の階層とは、まったく接点がないのでしょう。これが「アメリカを含めた」発展途上国の姿。韓国もその意味では階層社会。ただし、身分制を全くともなわないため、他のどの国にも増して流動性がある。

こういう人々と接していると、日本は例外だ(った)なとつくづく思う。

そういえば、知り合いのインタビュー記事にそんな話も出ていたな。どこだったっけ、ちょっとだけ引用。

`(日本のこと)この「会社社会」は、激しい貧富の差がなくて、平和で豊かな国というイメージをともなっていました。そのもとで、「豊かで平和な日本を誇らしく思う」というのが日本の漠然とした「保守」、ざっくりとした「右」の意識でしょう。これは国粋主義軍国主義とはもうあまり関係ない。戦後日本の「ナショナリズム」といって私が一番に思い浮かぶのは、こういう「生活保守主義」です。

http://www.mammo.tv/interview/archives/no275.html

「激しい貧富の差がなくて…」というのは、海外に出た日本人の多くが感じるふるさとの記憶。最近、子供の関係で仲良くしている日本人の奥さん言っていた。
「韓国人って金持ちは特に、その中だけで結婚しているよね。私たちみたいに、どこの馬の骨ともわからない外国人なんかと結婚しない。」

彼女の夫は某ヨーロッパ国の外交官なのだけど、彼女以外にも韓国在住の外交官は日本人の奥さんという人が多い(東アジア担当なので)。前アルゼンチン大使の夫人も日本人で、その美貌が噂になった。

でも、韓国女性は少ない。いまだに「上流階級」のお見合いがさかんで。最高のヒエラルキーは在米韓国人の実業家。他民族は含まれないな。そう、冬ソナやホテルリアでヨン様が演じた役です。