ソウルの地震対策

先日の地震の件。
あの「揺れ」にはビビった。日本では感じたことのないもの。耐震建築のないマンションだとこうなるんだと、友人にメールもした。

ところで今朝の朝鮮日報。【萬物相】というコラムの「首都圏地震」には、こんな記述が。

ソウルの建物で、耐震設計が施されているものは10%にも満たない。M7.0の地震が起きた場合、全67万棟の76%に当たる51万棟が崩壊または破損するという。気象庁は今回の地震について、「特別な兆候というよりも、毎年発生する一般的な地震の一つ」と説明している。だが、1978年に忠清南道洪城郡で発生したM5.0の地震では、118棟が倒壊した。現実に起こり得る自然災害に対しては常に最悪の状況を念頭に置き、十分な備えをしておく必要がある。


http://www.chosunonline.com/news/20100211000068

崩壊と破損では天と地の差だけど、ここでは「常に最悪の状況を念頭に置き、十分な備えをしておく必要がある」と。つまり、マンションの崩壊を想定して、十分な備えをするべきということだ。

崩壊を想定して…どうすりゃいいんだ? 引越し? どこへ? 
だだっ広いグランドでテント生活でもするとか。
そんなの無理だし、ということは、移民かな。
絶対に地震のない国(あれば)へ、あるいは耐震建築のある国へ。