韓流とペ・ヨンジュン

今日の話題はこれ。

【韓流】ペ・ヨンジュン記念コイン売切れ、誤報で事務所謝罪

ペ・ヨンジュンの所属事務所側がペ・ヨンジュンのイラストが刻まれた記念コインが即完売したというニュースは事実ではないと訂正したhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000095-scn-ent

 
このコインの正式名称は「オリジナルコイン・スノードロップ(Original Coin Snow Drop)」。ドラマ「冬のソナタ」を原作とした「アニメーション冬のソナタ」の記念品として製作されたもの。「ペ・ヨンジュン記念コイン」は通称だ。7個限定として製作された純金コインの値段は100万円。

売り切れどころか、まだ売り出されてもおらず、ペ・ヨンジュンの事務所側は「あまりにも高価なため」販売元に発売中止を申し入れているとか。本来なら、「発売未定」の表示が入るところに、「売り切れ」の文字が入り、それでマスコミが騒いだようだ。

ところでこの記事を読みながら、つくづく「ペ・ヨンジュンと韓流は別物だな」と思った。韓流というのはあくまでの「流れ」。つまり、ファッション。ところが、「ペ・ヨンジュン」というのは、そんな流動的なものじゃない。
それ自体が人格をもつ、ひとつの壮大なプロジェクト。
精密でぶれない。
もちろん、チーフはヨン様ご本人だ。徹底した自己管理と抑制もすごいが、志の高さがプロジェクトに現れてる。人としてこうあるべき。スターとしてこうあるべき。男性としてこうあるべき。若輩者としてこうあるべき(彼のファンは年上の女性が多いが、彼が彼女たちをリスペクトしているのは、韓国では自然であり、だからこそ崇高なものである)。

そういう「ペ・ヨンジュンプロジェクト」が、このたぐいの韓流商売に慎重になるのは当然だろう。
韓流は「ペ・ヨンジュン」とは違い、消費されることだけが目的だ。そのがさつな商売は、各方面には多くの破綻を招いている。会社がつぶれる。信用がこわれる。スターやファンが傷つく。

それにしても、ペ・ヨンジュンはえらいな。
ああいうストイックさは韓国人のある一面だ。