盛り上がった北京オリンピック

今日もご機嫌韓国人。テレビでもずっとオリンピックのことばかりやっている。まあ、史上最高の金メダル13個だし。バトミントンのイケメン少年あたりが、マスコミのねらい目かな。ちょっと可愛すぎる感じもするけど…。

ところで、その金メダル13個の中で、私が開催中から唯一関心をもっていたのは、女子重量挙げ75キロ級金メダリスト、チャン・ミラン選手(25)だ。

170センチ118キロの大きな身体。バーベルを上げるときの表情は、ライバルだった中国選手などともに、見ているものを圧倒してきた。アテネで銀メダルを獲った時も、賞賛はされる一方で、「いくら国家代表といっても、あんな容貌に娘をしたくない」、「親はどうして重量挙げなどをやらせたのだろう? ひどいね」という声も聞かれていた。私自身も「よりよって重量挙げなんて…」と思ってきた。

ところが、今回チャン・ミラン選手の幼少の写真が公開などされて、韓国中が騒然となった。「可愛い…」。
髪の毛をきれいに結ってピアノを弾く姿(7歳ぐらい?)は、良家のお嬢さん風。またネット上では彼女の実の妹(同じく重量挙げの選手)の写真が出回り、そちらも「可愛い!」。(妹さんは58キロ級だからスリムだ)。そうして、金メダル受賞のテレビインタビューで彼女が見せた素顔がまた「可愛いい!!」。

試合のときの「気合のひっつめ髪」をほどき、前髪をおろしてにっこり笑う。「恋人は?」という質問に「そのうちに」と顔を赤らめる。おおおーーー、こんなところの宝物が! 思わず、テレビに近寄ってしまったほどだ。
重量挙げは中三のときに父のすすめで始めたという。運動神経もよかったし、体格もしっかりしていた。父親の予想は的中し、3年後には国家代表、21歳でアテネ五輪。銀メダルを受賞したのは前述の通りだ。
「メダルのためなら、容貌は気にしません」

ちなみに父親はアニマル浜口さん…ではないが、彼女と同じく元重量挙げの選手という。愛があるんだな、重量挙げにも娘にも両方に。金メダルで飛び上がって喜ぶ父親を見ながら、そう思った。いいお父さんだ。