国会乱闘と韓国料理

ロサンゼルス・タイムズは28日付1面の企画記事「コラムワン」にこんな見出しの記事があったそうだ。

 「彼らはまるで小さい子供のように振る舞う(They're enacting like little children.)」

 記事では金づち・チェーンソー・消火器が飛び出した昨年末の国会の混乱ぶりを詳しく紹介、「これは若い韓国民主主義の成長痛」と分析。さらに、同紙は「韓国式政治は、二重人格の男が激しい殴り合いにハマっていく映画『ファイト・クラブ』に似ている」と皮肉った。
 同紙は韓国専門家らの話を引用、国会内の暴力行為の原因として「20年の歴史しかない韓国の民主主義が、軍部独裁時代の暴力闘争方式から脱していないため」としている。また、討論や審議を経て意思決定する「調整文化」が定着していない文化的な未熟さも指摘した。

以上、朝鮮日報より。
http://www.chosunonline.com/article/20090130000019

韓国国会の乱闘振りは世界的に有名で、以前にはオーストラリアでY
シャツのコマーシャルに使われたこともあった。議会内で乱闘する国会議員たちの映像。カメラはつかみ合いをする二人に迫る。そこで、ナレーション。
「引っ張ってもやぶれない」

このときも「人種的侮辱」やら「国の恥」だの大騒ぎになったけど、そんなことで反省する人々じゃない。(まあ、これは韓国の政治家に限ったことじゃないけど)。

だって、国会が始まると同時に、与党の親玉(大統領ではありませんが)なんか、いきなりピンクのタートルネックで登場。
「あら、おしゃれですね」とキャスターの問いかけに、「だってネクタイは凶器になりますから」って。
その後、彼にならって、与野党ともにワイシャツやめてセーターにした人が多かった。(今度はセーター会社の広告にって? ありえない)
それにしても、今回の闘争は激しかった。かなづちで議場閉鎖したところをチェーンソーでこじあけ、そこを消火器噴射で撃退、それに対して放水で対抗。
これが、ニュースになって世界に配信されたことで、さすがにひるんだ民主党。でも、こんどは国会の前で鎖で身体を縛って無言の抵抗していた民労党代表が与党の部屋に行って、机の上でどんどんしたり大暴れ。

アメリカの新聞は、韓国の民主主義の遅れとか、独裁政権云々と書いているけど、問題はもっと深刻だと思う。そもそも民主主義なんて、多少進んでいたところで、アメリカや日本レベルだったら、自慢するほどのものでもないだろう。原因はそんな政治システム上の問題にあるわけじゃない。もっと根本的なもの。食生活にあると思う。

私は韓国で今、最大の問題は「食べ物」だと思っている。
これが韓国人を非常に不幸にしている。
野菜多くてヘルシー?
唐辛子のカプサイシンのおかげで韓国女性はみんな美しい?
韓国料理の絶賛者は何もわかっていない。

(つづく)